会長挨拶

徳島県倫理法人会
会長 石津 健
経営者に学びの場を提供し、自己革新をサポートすること。それが倫理法人会の役割です。経営者が変わることによって会社が変わり、地域が変わり、家庭までもが変化していきます。
物事がうまく進む時には、無意識に当たり前のことができています。しかし人にはそれぞれ習慣化された心癖(こころぐせ)があり、それが企業経営や人間関係に悪影響を及ぼすケースが多くあります。当会では座学や実践を通じて「純粋倫理」に基づいた心のあり方を学び、会員一人ひとりが自分自身の考え方や行動を変えていくよう積極的に取り組んでいます。
私が徳島県倫理法人会に入会したのは、一人親方として会社を立ち上げた時期でした。一人では抱えきれないほどの悩みを抱えていた私は、お客様の紹介で経営者モーニングセミナーに参加。いろんな経験者の体験談を毎週のように聞くうちに、今まで気づけなかったことが少しずつ分かるようになっていきました。経営者は会社の規模に関係なく同じような悩みを抱えていますが、一人の人間としてどのように考え、何を持って行動したのかを多くの経営者から聞き、自己変革に結びつけられることが当会の大きな魅力です。
また、活動に熱心に取り組んでいると、いろんな役職を任されるようになります。倫理法人会では「役が人を育てる」という言葉の通り、与えられた一つ一つの役に真摯に取り組むことで、知識を実践へと役立てるスキルが身に付き、自分自身を見つめる目を養うことができるでしょう。
このたびは、徳島県倫理法人会設立30周年の節目に会長となり、大きなやりがいと責任を感じています。「易不易」の教え通り、変えるべきことと変えてはならないことを見極め、原点に帰って会員の方々の倫理経営をサポートしてまいります。少しでも興味のある方はぜひ当会にご入会いただき、新たな一歩を踏み出してください。